―難削材である特性に応じて―
<「気孔の量」や「砥粒の割合」を決定している>
“延性”が大きい材料は、切りくずが気孔に入り込んだり、砥粒に溶着したりして、砥石が非常に目詰まりしやすい。目詰まりを防ぐため、ワークの特性に応じて気孔率を調整し、多孔性(ハイポーラス)度レベルを変化させています。
難削材(Hard to Grind material)と一般に呼ばれる材料の研削加工が難しいといわれる理由を詳細に分析して、「オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)」や「アルミ合金」専用の研削砥石を開発しました。